2026.07.10 猫の問題行動④ 猫ちゃんが安心して通院するために ~やさしい診療~ 猫は環境の変化が苦手な動物です。動物病院では、慣れない場所や音、におい、人との接触によって強いストレスを感じることがあります。そのため、「病院が苦手」「キャリーを見ただけで隠れてしまう」という猫ちゃんも少なくありません。 通院前にできること 普段からキャリーをお部屋に置き、「安心できる場所」にしておく キャリーにはタオルをかけて外からの刺激を減らす お気に入りの毛布やタオルを持参する ケージから飛び出しそうな猫ちゃんは予め洗濯ネットなどに入れていただくとスムースです 必要に応じて、獣医師と相談しながら来院前に気持ちを落ち着かせるお薬(ガバペンチン、プレガバリン、トラゾドンなど)を活用する 来院時は写真のようなプラスチック製で上半分が開くタイプが望ましい 病院で大切にしていること 当院では、猫ちゃんの不安を少しでも減らせるように 静かな環境づくり 無理に押さえつけない保定 タオルを使ったやさしい診察 猫ちゃんのペースを大切にした対応 を心がけています。 帰宅後も少しだけ注意 病院のにおいが付いたことで、一時的に同居猫との関係がぎくしゃくすることがあります。帰宅後は落ち着ける部屋でゆっくり休ませ、同居猫との再会は焦らず行うと安心です。 子猫のうちから病院に慣れることが大切 健康診断やワクチンなどで「病院は怖くない場所」という経験を積むことは、将来の診察をスムーズにします。診察後におやつを食べたり、優しく褒めてもらうことで、病院への印象も良くなります。 猫ちゃんにとって「病院=怖い場所」ではなく、「安心して診てもらえる場所」になることが理想です。 当院では、猫ちゃん一頭一頭の性格に合わせ、できるだけストレスの少ない診療を心がけています。気になることがありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。