2026.09.30
私たちは普段、飼い主さんに健康診断や検査、治療についてお話ししています。
でも、
「動物病院のスタッフって、自分のペットにも同じことをするの?」
と思ったことはありませんか?
そこで今回は、院長・獣医師・スタッフの8人に同じ5つの質問をしてみました!
意外と答えが違って面白い結果になりました。
ほとんどのスタッフが**「毎年する!」**という回答。
若いうちは年1回、シニアになったら半年に1回というスタッフも多くいました。
理由は、
「病気の早期発見のため」
「健康なときの数値を残しておきたい」
「病気になったときに以前の数値と比較できるから」
など。
そんな中、院長だけは……
院長「自分の犬には、あまり積極的に検査してません(笑)」
獣医師を30年以上やっていると、毎日のスキンシップの中で、ある程度「そろそろ検査した方がいいな」と感じるそうです。
もちろん絶対ではないので、一般の飼い主さんには定期的な健康診断をおすすめします!
こちらは全員「必要」派!
「血液検査だけでは分からない病気がある」
「症状がなくても思わぬ病気が見つかることがある」
という意見が多くありました。
ただし、年齢に関係なく毎年受けたい人もいれば、シニアになってからという人も。
このあたりはスタッフでも考え方が違います。
これはかなり現実的な質問です(笑)。
スタッフの回答は年間2〜5万円くらい。
2万円未満という人もいれば、「必要なら5万円以上でも」という人もいました。
そして院長は……
「考えたことがありません。自分が獣医なので(笑)でも保険は入ってますよ」
……これは参考になりませんね(笑)。
これはなんと……
8人全員「不安」でした。
獣医師も動物病院スタッフも、自分のペットとなればやっぱり心配です。
院長も、
「自分の犬だと嫌ですね〜(笑)」
とのこと。
必要性を理解していても、不安なものは不安。
飼い主さんが麻酔を心配される気持ちは、私たちもよく分かります。
ここが一番、考え方の違いが出ました。
「治る病気なら、できる限り治療する」
「本人に生きる気力があるなら続ける」
「治療そのものが苦痛なら緩和ケアを選ぶ」
「QOL(生活の質)を最優先する」
「費用についても考えながら決める」
「家族と相談して決める」
など、答えはさまざま。
院長は、
「延命だけを目的とした治療はしません。治る病気なら、いくらでもやります」
そして最後に、
「ペットと飼い主、お互いが幸せならそれでいいと思います。どちらかが苦しむのは嫌ですね。ペットは飼い主がにこにこ喜んでいるのを見るのが大好きなんです。」
と答えました。
8人に聞いてみて分かったのは、獣医療に携わっているからといって、みんな同じ考えではないということ。
検査をどこまでするのか。
治療をどこまで続けるのか。
何を「その子のため」と考えるのか。
それぞれ少しずつ違います。
でも共通していたのは、
「できるだけその子が幸せに過ごせる選択をしたい」
ということでした。
正解が一つではないからこそ、私たちも飼い主さんと一緒に、その子にとって一番良い方法を考えていきたいと思っています。
皆さんだったら、自分のペットにどこまで検査や治療をしますか?