2026.10.02
毎日、動物たちの診察やお世話をしている動物病院のスタッフ。
でも、もし自分が飼い主として動物病院を選ぶなら、どんな病院に通いたいのでしょうか?
今回は、院長・獣医師・スタッフの計8人に、本音を聞いてみました!
意見が分かれたのが、この質問です。
話しやすさを重視する派
「些細なことでも相談できる先生がいい」
「こちらの意見も尊重して、一緒に治療方針を考えてほしい」
腕の良さを重視する派
「話しやすさは、看護師やほかのスタッフに補ってもらうこともできる。トータルで良ければOK!(笑)」
病気によって使い分ける派
「普段は話しやすい先生がいいけれど、重い病気や手術なら腕のいい先生に任せたい」
ちなみに院長は、「腕が良くて、優しくて、信頼できる先生を探す」とのこと。
どちらか一つには絞れないようです(笑)。
この質問では、ほぼ全員が同じような回答でした。
獣医療に携わるスタッフでも、自分が飼い主になれば、安心して相談できることや、大切なペットを優しく扱ってもらえることを重視するようです。
こちらも意見が分かれました。
「多少高くても、検査や設備が充実している病院がいい」という意見がある一方で、「通院を続けることを考えると、費用はできるだけ抑えたい」という声も。
また、普段の予防や健康診断は近くの通いやすい病院へ、専門的な治療が必要になったら設備の整った病院へという考え方もありました。
では、院長は?
「もちろん、安い方がいいです!(笑)」
そこは院長も、飼い主さんと同じでした。
スタッフの回答は、おおむね1〜2時間。
ただし、「待ち時間の目安を教えてほしい」「ペットの状態に緊急性がなければ」という条件付きの意見もありました。
院長はというと、
「先生が雑談をして待たせているのでなければ構いませんが、できれば予約時間どおりに案内してほしい。暇じゃないので(笑)」
……なかなか厳しいですね(笑)。
8人の回答で共通していたのは、信頼できること、動物を大切にしてくれること、飼い主さんの気持ちにも寄り添ってくれることでした。
「ペットの性格や以前に話したことを覚えていてくれる病院」
「病気だけでなく、飼い主さんの不安にも向き合ってくれる病院」
そして、こんな素敵な回答もありました。
「ペットが自分から入っていくような病院」
私たちも、そんな病院でありたいと思います。
院長が子どもの頃に通っていたのは、近所の小さな動物病院でした。
将来、獣医師になりたいと話すと、先生はいろいろなことを丁寧に教えてくれたそうです。その先生への憧れが、今でも心に残っています。
当時は昭和。今ほど予防医療も普及しておらず、病院もそれほど混んでいなかったため、先生とゆっくり話せる時代でした。
それから獣医療は大きく進歩し、検査や治療の選択肢も増えました。
院長は、その進歩を喜ぶ一方で、選択肢が増えた分、今の飼い主さんは大変だと感じることもあるそうです。
「昭和から令和まで、獣医療の変化を見てきました。それぞれの時代に良さがありますが、心は昭和でいたいと思っています」
そして、自分が飼い主なら、腕が良くて優しく、信頼できる先生を探し、その先生に大切なペットを託したいとのこと。
医療技術や設備がどれほど進歩しても、最後に大切なのは、人と人との信頼関係なのかもしれません。
今回のアンケートを通して、私たち自身も「良い動物病院とは何か」を改めて考える機会になりました。
皆さんは、どんな動物病院に通いたいですか?