2026.07.10

「最近、ずっと足をなめている…」
「肉球の間が赤くなっている」
そんな症状はありませんか?
犬が足を頻繁になめる原因として多い皮膚病の一つが趾間皮膚炎(しかんひふえん)です。
今回は趾間皮膚炎の原因や治療法、予防についてご紹介します。
趾間皮膚炎とは、指と指の間や肉球の周囲に炎症が起こる病気です。
初期は少し赤くなる程度ですが、放置すると細菌やマラセチア(酵母菌)が増殖し、膿が出たり腫れたりして治りにくくなることがあります。
足をしきりになめる・噛む
指の間が赤い
脱毛している
足から嫌な臭いがする
腫れやしこりがある
歩き方がおかしい、痛そうにしている
これらの症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
実は、趾間皮膚炎は一つの病気ではなく、さまざまな原因によって起こる症状です。
最も多い原因です。
かゆみが強く、舐め続けることで炎症が悪化します。
足先は湿気がこもりやすく、細菌やマラセチアが増殖しやすい場所です。
感染が起こると赤みや悪臭、ベタつきが目立つようになります。
散歩中に
などが入り込み、炎症を起こすことがあります。
退屈やストレス、不安などが原因で足を舐めるクセがつくことがあります。
舐めることで皮膚が傷つき、さらに炎症が悪化する悪循環に陥ることがあります。
原因を見つけるために、
などを行います。
原因によって治療法が大きく変わるため、見た目だけで判断することはできません。
原因に合わせて治療を行います。
症状が良くなっても、原因が残っていると再発しやすいため、根本的な治療が大切です。
散歩後は足をチェックする
濡れた足はしっかり乾かす
足裏の毛を伸ばしすぎない
足を頻繁になめる場合は早めに受診する
趾間皮膚炎は**「足が赤いだけ」の病気ではありません。**
背景には
など様々な原因が隠れています。
「最近よく足をなめているな」と感じたら、それは皮膚からのSOSかもしれません。
早めの診察で原因を見つけ、適切な治療を行うことで、多くのワンちゃんは快適に過ごせるようになります。
気になる症状がありましたら、お気軽に当院までご相談ください。