2026.10.06
毎日たくさんの犬や猫を見ている動物病院スタッフ。
病気のことも、しつけの大変さも、老後の介護も知っています。
そんな私たちが、もし今あらためて初めてペットを飼うとしたら、何を重視するのでしょうか?
今回も本音で聞いてみました!
意外と人気だったのは猫!
「犬よりお世話がしやすい」
「猫種特有の病気を考えて雑種がいい」
「ラグドールを飼いたい!」
など、理由はさまざま。
犬派からは、
「ヨーキー。今飼っているので贔屓です(笑)」
「柴犬。理由は好きだから!」
「チワワ・パピヨン系。立ち耳がタイプ♡」
など、完全に好み全開の回答も(笑)。
ちなみに院長は猫好きですが猫アレルギー。
今一番飼ってみたいのは……
ヨウム(大型インコ)。
ただ、とても長生きするので、
「自分の年齢を考えると飼えない」
とのことでした。
一番多かったのは**「飼いやすさ」**。
健康面を重視するスタッフもいました。
そんな中、堂々と
「見た目です(^_^…)」
さらに別のスタッフも、
「見た目!!!!!」
動物病院スタッフだからといって、みんなが健康面を一番に選ぶわけではありません(笑)。
ただし、迎える前には先天性疾患、感染症、寄生虫、既往歴、ワクチンなどを確認したいという意見が多く出ました。
院長は、
「病気をしないことが一番」
とのことでした。
かなり多かったのが、大型犬・使役犬・牧羊犬・日本犬。
理由は、しつけ、運動量、飼い主さんの体力、生活環境、そしてお金。
「大型犬は素晴らしいパートナーになるけれど、3歳くらいまで家を破壊します(笑)」(院長)
という経験者らしい意見も。
そしてトリマーから出たのが、
「かわいい“ふわもこ”には努力が必要!」
プードルなどのカット犬種や長毛の猫は、ブラッシングや定期的なトリミングが必要です。
見た目だけでは分からない「飼ってから必要になるお世話」まで調べておくことが大切ですね。
ここは、かなりリアルな回答が集まりました。
「ペット保険に入っておけばよかった」
若い頃は健康でも、シニアになると病院にかかる機会が増えることがあります。
「猫にも歯磨きが必要だと知っておけばよかった」
若いうちから口を触る練習をしておけばよかった、という実体験も。
「様子を見ずに、もっと早く病院へ連れて行けばよかった」
そして、
「猫の抜け毛がこんなに多いとは……」
黒猫なら白い服に。
白猫なら黒い服に。
どちらにしても毛は目立ちます(笑)。
院長からは、さらに根本的な一言。
「動物は糞尿をします(笑)」
……確かに、飼う前に忘れてはいけません。
今回、ほとんどのスタッフから出てきたのが、
「最後まで飼えるかを考えてほしい」
という言葉でした。
ペットとの生活には、お金がかかります。
病気になることもあります。
旅行に行きづらくなることもあります。
そして、いつか必ず年を取ります。
夜鳴きや徘徊をするかもしれません。
食事や水を飲むのに介助が必要になるかもしれません。
寝たきりになったり、粗相をするようになったりするかもしれません。
スタッフ4からは、
「旅行に行けない、出かけられない、寝られない。それでも耐えられますか?」
というかなり現実的な言葉も。
スタッフ5は、
「年をとって寝たきりになったり、粗相しても愛してあげてください。犬猫たちは裏切りませんから」
スタッフ8は、
「命を背負う責任と覚悟をしっかり持って迎えてください」
と答えました。
院長が一番大切だと考えているのは、
「最後の時まで愛情を持てる覚悟」
だそうです。
どこから迎えるかについても、
「ペットショップでも、ブリーダーでも、保護犬・保護猫でも、どこからでもいい。出会って飼った子が最高のペットです」
「どこにいる子も、みんな一つの命です」
という答えでした。
そして最後に、こんなメッセージを。
「ペットは15年くらいしか生きられません。
その間、思う存分楽しいことをたくさんしてあげて、一緒に楽しんでください」
ペットを飼うことは、確かに大変です。
お金も時間もかかるし、病気や老後、お別れの日もやってきます。
でも、あるスタッフはこう答えました。
「大変なことももちろん多くあるけれど、それ以上に動物と共にする人生は最高です。」
私たちも、本当にそう思います。
これから犬や猫を迎えようと思っている方へ。
「かわいい!」のその先にある15年も想像してみてください。
そして覚悟ができたなら――
思いっきり愛して、一緒にたくさん楽しんでください。